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経緯

コリンズ・テクリスの経緯

平成5年12月21日の中央建設業審議会において、「公共工事に関する入札・契約制度の改革について」の建議がまとめられました。この建議において各公共発注機関が共同で利用でき、建設会社の技術力を公正に評価しうる工事実績情報のデータベース整備の必要性が述べられています。

この改革の一環として、各公共発注機関が工事や設計等の業務を発注する際に、より公正で客観的な企業選定(各事業の地域性、特殊性、企業の技術的適正を総合的にかつ公正に評価・判断)が行える実績データベースの整備を図ることとなり、建設省(現国土交通省)の要請を受けて、JACICにおいて工事・業務実績情報システム(コリンズ・テクリス)を開発し、運用を開始しました。

平成17年4月に施行され、平成26年6月に改正された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」に基づき定められた政府の基本方針では、「発注関係事務の適切な実施」「工事の監督・検査及び施工状況の確認・評価」「発注関係事務の環境整備」等がうたわれており、国の機関、都道府県、市区町村等の公共発注機関が発注した工事や設計などの業務に関する情報を蓄積し、一元的に管理・運用しているコリンズ・テクリスの重要性がますます高くなっています。

コリンズ・テクリスのこれまでの歴史