コリンズ・テクリスとは

コリンズ・テクリスとは、企業が受注した公共工事または業務の実績を収集し、公共発注機関および受注企業が共に活用できるようにした工事・業務実績情報データベース（注1）のことをいいます。
一般財団法人日本建設情報総合センター（JACIC）は、コリンズ・テクリスに登録された工事・業務実績情報（注2）を管理、企業情報、技術者情報と共に公共発注機関に提供しています。工事・業務実績情報は、受注企業および従事した技術者の実績として認められ、公共発注機関は、工事・業務実績の内容確認および技術者の配置状況の確認などに利用しています。

（注1）

データベースとは、関連するデータをまとめて体系的に一元管理し、検索や蓄積が容易にできるよう整理された情報の集まりです。

（注2）

「工事・業務実績情報」とは、企業が公共発注機関から受注した工事または業務についての契約に関する事項、具体的な実施内容に関する事項および配置技術者に関する事項等について、発注した公共発注機関の確認を受けたうえでコリンズ・テクリスに登録された情報をいいます。

発注機関と受注企業について

コリンズ・テクリスの利用者は、工事や業務の実績データを検索・閲覧する「発注機関」と、実績データを登録する「受注企業」に分かれています。

コリンズとテクリスの違いとは？

コリンズ・テクリスは、契約内容によって「コリンズ」と「テクリス」に分かれています。公共事業の「工事」の実績データはコリンズに登録し、「業務」の実績データはテクリスに登録します。